アイカツ! ミュージックフェスタ in アイカツ武道館! Day1 LIVE Blu-ray雑感

あれから5thフェスもあったしだいぶ時間も経ったし、そろそろ冷静に見返せるかも、というタイミングで発売された『アイカツMFin武道館Day1』のBlu-rayを見始めたはいいが、やはりというか案の定1曲目のアイドル活動!から号泣してしまい、3時間近くのライブが終わる頃には魂が抜けるかというほどに消耗しきっていたけれど、今は元気です

改めてMF武道館は他のライブよりも様々な点で別格だなと思い知らされた。箱のでかさはもちろんのこと、アイカツの楽曲を総括するようなセトリの完成度の高さ、コンパクトかつ密度の高いメドレー、ステージ演出など一つ一つをあげていけば切りが無い

やはり特筆すべきは、歌唱担当たちのアイドル活動の最後を飾るこのステージで、彼女たちが提示して見せた独自の文脈(こちらでも触れたけど)だったということは変わらないけど、あそこまでの熱量を感じられた要因は、このステージは今までに無かったほど歌唱担当メンバーの気持ちが統一されていたからでは無いか、という気がした

歌唱担当は毎回のライブで半年、1年先のスケジュールを織り込み済みで歌っていたのだろうけど、例えば2016MFでは、スターアニスのメンバーは実質アニメ本編を降板することを胸に秘めたままパフォーマンスをしていたり、スターズはスターズで、るかにSTART DASH SENSATIONをソロで歌わせることで、もなの脱退にからるかをトップに据えてやっていくことを暗に示したり、後から見るとああそういうことだったのか、という彼女たちそれぞれの思いが感じられて、そこが面白いところでもあるんだけど、MF武道館に関しては(5thフェスがあったけど)もうここで終わり!おしまい!という、歌唱担当というアイカツオフィシャルな立ち位置の終局点に歌唱担当全員の気持ちが初めて完全一致して突っ走っていたのではないか、そこで産まれた感情の高まりが、あのステージを特別なものにしていたのかなと思った。